2160個の感謝

Moleskinの赤いノートにSwarovskiのペン
この組み合わせが、私の朝と就寝前のひと時に欠かせない。
朝と就寝前の5分か10分
必ずこのノートに向かい合うことにしている。

 

中身は、毎朝行うルーティンが出来たかどうかの記録。
それから色々な目標や
書きとめて置きたい大切な言葉。
時には揺れる感情の吐き出し。

私にとって大切な言葉たちが、ここに綴られている。

 

 

書き出す習慣は随分前からだが
以前はもっと適当なノートとペンを使っていた。
だが、今年の漢字を「挑」に定めてから
もっとその字にしっくりくるノートを使いたくなり
真っ赤な表紙のノートを買い求めた。

ノートを新しくすると
相棒のペンも相応しいものが欲しくなり
Swarovskiのペンを購入した。
この組み合わせは我ながら気に入っており
時折ノートの上にペンを置いて
ただ眺めていたりする

 

 

今は何でも携帯電話ひとつで出来てしまう時代。
メモも音声入力を使えば、携帯に簡単に入力できる。

だが私は、本当に大切な言葉は
手で書き出すことにこだわりたい。

 

なぜなら、手を使い自分の字で書き出すことで
その文字にはより強く、私のエネルギーが乗る。
より赤裸々に、私の思考、感情、エネルギーが転写された文字は
私の分身でもあるからだ。

そして私は
書く事が時に、人生を支えることも知っている。

 

 

人生で一番辛かった時期
どこにも気持ちの吐き出し場所が無く
相談出来る人もおらず
ただひたすらノートに
やり場の無い気持ちを書き記していた。

今見るとその頃の文字は、私が書いたとは思えないほど
小さく、細く
萎縮しきった心を表しているかのよう。

「言いたい事が言えるようになりたい。」

弱弱しい筆跡の文字に
心の叫びが現れていた。

 

その頃、どこから聞いたのか覚えていないが
毎日寝る前に
感謝する事、良かった事を3つ書き出すことを始めた。

本当に心が折れそうな日は
「息をしていることに感謝」とか
何でもいいから、とにかく3つ書き出していた。

 

それを2年も続けただろうか。
消えてしまいたいとさえ思った頃から
いつの間にか何とか立ち上がり
消えてたまるか、と思えるまでになっていたのである。

 

1日3つの感謝は
1年で1080、2年で2160になる。
私の周りには、感謝できることがこんなにも溢れている。
書くことで私はその事に気付き
立ち上がることが出来たのだった。

 

暫く感謝を書き出していなかったが
今日からまた、1日に3つ
お気に入りの赤いノートに記すことにする。

今度は折れそうな心を支えるためではなく
私の輝かしい未来のために
美しく煌くペンで
一文字ずつ、心を込めて。

 

 

マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana

 

 

 

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