楽しむことが大事(KL盆踊り記)

Instagramにアップ済みだが
昨夜はクアラルンプール(KL)日本人会主催の盆踊りに行ってきた。

 

KLの盆踊りは、毎年数万人規模の人出があり
海外では世界一の規模の盆踊りと言われている。
実は22年住んでいるものの、今まで一度も行ったことが無かった。

娘に「盆踊りに行きたい?」と聞くと

「行きたい!!」と即答。
だがその後の一言が、私を凍りつかせた。

 

「ママ、キモノある?」

 

 

まずい…

 

 

浴衣はあるし、帯も大人の兵児帯があるのだが
何せ何年も着ていないため、着付けが非常におぼつかない。
おぼつかないどころか、「着付けムリ!」と叫びたいレベルなのだ。

だが娘は、浴衣を着る気満々で
ピンクと紺、どっちにしようかなー♪と
鏡の前で羽織っては脱ぎを繰り返している。

 

今更、着付けできません、は言えない。

 

Youtubeで「浴衣の着方」動画を検索し
特訓すること1時間。
あとはぶっつけ本番で挑むしかない。

 

浴衣は着たいけど、家から着ていくのは嫌、と言うので
浴衣一式をバッグに入れて、いざ出発。

 

会場の最寄駅までは電車で行かなければならないのだが、
この電車がまた、曲者なのだ。
会場近くを通っているのは、不便と評判のKTM(国鉄)線であり
正に、期待を裏切らない不便さだった。(苦笑)

日本では特に東京や大阪など
公共の交通機関が発達している場所に住んでいると
電車が定刻で動くのは当たり前だが
マレーシアではそうはいかない。

 

会場まで1時間半と踏んでいたのだが
結局2時間半かかって辿り着いた。
辿り着いただけで、既に私はグッタリだったが
この後浴衣を着せるというミッションが待っている。

 

会場の隅で、Tシャツとジーンズの上から着付けをした。

日本人失格の烙印を押されそうな
「巻きつけた」と言ったほうが正しい
凄まじい(笑)着付けではあったが
娘は大喜びだった。

 

 

特訓の成果(笑)

出来栄えはさておき、
ミッションコンプリート!

 

 

浴衣はマレーシア人に大人気で
むしろ日本人よりも、マレーシア人のほうが浴衣率が高かった。
もちろん、マレーシア人が正しい浴衣の着方を知るはずが無いので
それはそれは、様々な「My YUKATA Style」があり
マレーシア流YUKATAを見るだけでも楽しいものだ。

比較的きちんと浴衣を着ている人
左前に着ている人(とても多い)
ミニスカートのゴスロリ風キモノドレス
帯を胸元で結んだ花魁風
前を安全ピンで留めただけの帯無しスタイル
どこで入手したのか、ポリエステルのペラペラの紋付袴風
ヒジャブ(スカーフ)に浴衣のマレー系女性たち

何でもあり!だ。

 

キモノドレスにヒジャブ

 

こんなMy YUKAYAスタイルに囲まれると
私の超適当着付けすら、正統派に見えるものだ。(笑)

 

日本人が見ると、「ええっ!?」と驚くような
個性的(正直、変!)なYUKATAスタイルも
当のマレーシア人たちは全然気にする事はなく
嬉しそうに写真を撮りあい、楽しんでいる。

 

その姿を見ていると、「これも『あり』だな。」と思う。
きちんとすることは、もちろん良いことだが
人目を気にすることなくその場を楽しむこと、も大事だ。

マレーシア語で「can(出来る)」ことを「Boleh(ボレー)」と言うが
「Boleh,Boleh!(ボレーボレー)」で何でも受け入れてしまうお気楽さ。
これこそがマレーシアだ。

 

久しぶりの夏祭りの雰囲気が懐かしく
娘も楽しそうだったので、一安心。
遠かったけれど、連れてきて良かったと
「さくら柚子味」のかき氷が身体に染み渡った夜だった。

 

 

 

クアラルンプールより愛を込めて
Nana

 

 

 

 

 

 

 

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