巣立ちの日

今日は次男の大学入学手続き兼入寮日だった。

高校の最終学年になっても成績が振るわず
一体どうなることかと思っていたが
そこから凄まじい努力の末、予想外の成績を上げた彼。
志望大学の面接も見事に突破して、今日と言う日を迎えた。

私は全く口出しをせず、全て次男と夫に任せていた。
(口出ししようにも
何年たってもマレーシアの教育制度がよく分からないので。)

小さい時は兄の後ろばかりくっついていて
兄の真似ばかりしていた次男。
いつの間にか自分の世界をしっかりと作り
自分の力で全てを決め、勝ち取った彼を誇りに思う。

 

 

次男の入寮手続きが終わり、家路に着いて急に込み上げてきたのは
「寂しさ」

息子二人が不在になるのは、これが初めてではない。
高校でも寮に入っていたし、彼らが家にいないのは慣れている。
次男が大学に入ったら、また一人子育て一段落になるから
スッキリすると思っていたのに。

Wow!この私が「寂しい」だなんて!!

 

きっとそれは、巣立ちの寂しさ。
ここからはもう、彼らは本当に家から巣立って行き
自分の人生を歩き始める。

やがて自分の巣を作り、私の元にはもう戻らない。
それが分かるから、ほっとすると同時に寂しい。

 

それで良いのだと思う。
今は、この寂しさをしっかりと感じて
自分に「良くやった」と言おう。

最初は言葉もろくに分からなかった国で
生んで、育てて、送り出した。
それだけでもブラボー!と自分に言ってやろう。

 

 

 

巣立ちの日
ここから、自分の道を歩みだす次男に手を振って
ちょっぴり涙を拭い
明日から、私は私の道へと踏み出す。

 

これからマレーシアを飛び出す
そして人生の終わりは日本で迎えて、日本の海に還る。
それが私の夢。

 

思いっきり大暴れして
笑ってこの世を去りたい
誰のものでもない、自分の人生だから。

 

 

 

 

クアラルンプールより愛を込めて
Nana

 

 

 

 

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